月別アーカイブ: 2022年10月

坐禅会 11月 日程変更のお知らせ

令和4年11月の坐禅会は近隣寺院様の晋山結制がありまして

第2日曜日 11月13日午前6時30分から行います。御迷惑をお掛け致しますがよろしくお願い申し上げます。12月は第3日曜日、18日です。 

今月10月は明日16日(日)午前6時30分~でございます。

                      自性院 住職 原 弘昭 合掌

和尚のつぶやき ⑤ ~矢野監督お疲れ様~

本日、ヤクルト×阪神CSファイナルステージ第三戦は6-3でヤクルト勝利、日本シリーズ出場を決めました。 7回裏阪神3点リードからヤクルトの攻撃、1安打で5点を入れ逆転しました。しかもその安打は村上選手のボテボテ内野ゴロ、フォアボール、デットボール、エラーがあったにせよ、こんな5点の取られ方は中々見ません。まさに悪夢です。悪夢と言えば阪神の開幕戦の7点差からの逆転負け、相手はヤクルトでした。阪神にとって今季最後の試合になってしないましたが、最後も7点差負け以上に信じられない5点の取られ方の逆転負け。ヤクルト高津監督呪縛が解けないままシーズンが終わりました。この試合が矢野監督最後の試合となりました。何の因果があるのか解りませんが、あまりにも切なすぎる最初と最後の試合でした。どうぞ矢野監督、早く呪縛から時の放たれて次のステージに進んで下さい。先ずはゆっくり休んで下さい。お疲れ様でございました。

和尚のつぶやき ④ ~達磨忌~

 10月5日は達磨大師の命日です。もう過ぎてしまいましたが・・・ 

 ダルマと言うと起き上がり人形のだるまさんを思い浮かべる人が多いでしょうが、実在の人物です。六世紀初め南インドで国王の第三王子として生まれ、中国に渡り少林寺で壁に向かって、九年間坐禅を行い悟りを開かれました。
 中国の武帝の王様と交わした有名な問答に、武帝『仏教の大切な真理とは何か』 達磨『廓然無聖(かくねんむしょう)真理という特別なものはありません』と答えられました。禅問答の難しい所ですが、その解釈は価値や分別などにとらわれない、広大無辺な心が大事なのです。という事だと聞いています。坐禅を実践して達磨大師の教えに触れてみましょう!!

和尚のつぶやき ② ~アントニオ猪木さん追悼~

10月1日 元プロレスラーのアントニオ猪木がお亡くなりになりました。皆さんご存じのない方はないと思いますが、我々世代(私は1968年生まれ 現在54歳)の男性は子供の頃からだれもが一度は真似したに違いありません。体育の授業で走り幅跳び用のマットが出た日には授業終わりに必ずバックドロップやブレンバスターでじゃれ合う生徒がいたものです。金曜日の夜8:00からのワールドプロレスリングのテレビ放送、当時家庭用ビデオがまだまだ普及してませんでしたので、テレビの前に噛り付いていました。解説山本こてつさん 実況古館伊知郎の名コンビ、名実況は今のプロレス中継の原点でしょう! レフリー ミスター高橋のカウント「2.99」も名物でした。 現代のプロレス技は今の体操界で言うとG難度、H難度の複雑な技になって言いますが、当時はコブラツイスト、卍固め、延髄切り等、シンプルな技でしたが一喜一憂したものです。                    猪木さんの晩年は国会議員、バラエティー番組等、活躍の場面は変わりましたが、常に我々の期待は裏切るものではありませんでした。ユーチューブで公開された末期の姿、最後まで『燃える闘魂』を与えて頂きました。ありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。

和尚のつぶやき ③ ~プロ野球こんな試合あるの?~

今年もプロ野球レギュラーシーズン終了しました。パリーグは最終戦でのオリックスの劇的優勝!最終戦でオリックスが勝ってソフトバンクが負けの条件で優勝、ソフトバンクは勝つか引き分け、負けてもオリックスが負ければ優勝と圧倒的にソフトバンク有利の中、オリックスは楽天の試合に勝ってその時点でソフトバンクは九回ツーアウトで二点差ビハインド。オリックスナインはバックスクリーンのビジョンで最後のアウトを確認して優勝決定胴上げ!世紀の二元中継でした。              最終戦決着は長島巨人の1994年「伝説の10.8」が思い出されますが、私は1988年伝説の10.19近鉄×ロッテ、ダブルヘッダーを思い出しました。その時近鉄は2勝で優勝の所を1勝1分けで逃しました。奇しくも元近鉄のオリックスがその悪夢を34年ぶりに払拭するかの如く今年優勝しました。この試合もまた伝説と語り継がれる事でしょうが、この試合以上に語り継いで頂きたい試合が前々日の9.30オリックス×ロッテ戦負けか引き分けでもソフトバンク優勝が決まる試合で九回裏オリックスの攻撃ランナー三塁ツーアウトから福田周平選手がセーフティースクイズバント! こんな場面でバント狙う選手がいるのか? またそれを許すチームがあるのか? 優勝を逃すかの絶体絶命の場面でのツーアウトからのスクイズ! 見事きまり最終戦に繋げたのです。この試合こそ「9.30ツーアウトからのスクイズ」として語り継いで頂きたいものです。

と思ってましたら本日10月3日ヤクルト×DeNAの最終戦、村上選手が7回裏4打席目おそらく最終打席なる場面でライトスタンドの特大の56号ホームラン! まさか今シーズン最終打席で三冠王確定の中、14試合ぶりのホームランで王貞治さんの記録更新! 劇的過ぎます。          と思ってましたこの試合、坂口智隆選手 内川聖一選手 嶋基宏選手の引退試合!ヤクルトの選手とは言え、元はそれぞれ別のチームで一世風靡した優勝経験のある一流選手たち。それぞれがヒット、タイムリーを打ち、嶋選手に至っては引退セレモニーで田中将大選手登場して花束贈呈しツーショット、そしてあの伝説のセリフ「見せましょうー野球の底力を~ ならぬ 見せましょうーヤクルトの底力を~」スピーチが飛び出し、また「10.3伝説のヤクルト最終戦」と語り継がれるのではないでしょうーか?