和尚のつぶやき ② ~アントニオ猪木さん追悼~

10月1日 元プロレスラーのアントニオ猪木がお亡くなりになりました。皆さんご存じのない方はないと思いますが、我々世代(私は1968年生まれ 現在54歳)の男性は子供の頃からだれもが一度は真似したに違いありません。体育の授業で走り幅跳び用のマットが出た日には授業終わりに必ずバックドロップやブレンバスターでじゃれ合う生徒がいたものです。金曜日の夜8:00からのワールドプロレスリングのテレビ放送、当時家庭用ビデオがまだまだ普及してませんでしたので、テレビの前に噛り付いていました。解説山本こてつさん 実況古館伊知郎の名コンビ、名実況は今のプロレス中継の原点でしょう! レフリー ミスター高橋のカウント「2.99」も名物でした。 現代のプロレス技は今の体操界で言うとG難度、H難度の複雑な技になって言いますが、当時はコブラツイスト、卍固め、延髄切り等、シンプルな技でしたが一喜一憂したものです。                    猪木さんの晩年は国会議員、バラエティー番組等、活躍の場面は変わりましたが、常に我々の期待は裏切るものではありませんでした。ユーチューブで公開された末期の姿、最後まで『燃える闘魂』を与えて頂きました。ありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。